2022年1月1日です。今年も管理組合チャンネルをよろしくお願い致します。年が明けて早々ですが、今年も新型コロナウイルスと共存と年になりそうです。オミクロン株の感染拡大が広がり、各地で市中感染が確認されています。新年早々、第6派に突入しそうな感じです。今回は復習を兼ね、マンションでの感染症対策について説明致します。
マンションの資産価値を維持する上で、マンション内クラスターは防ぐ必要があります。感染者のみならず、濃厚接触者の増加や、風評被害が広がりが想定されます。その結果、マンション管理に疑義が生じるため、マンションの資産価値の観点で大きなマイナスになるためです。
先ず、居住者の皆様にワクチン3回目のブースター接種は積極的に受けて頂く必要があります。そのうえでエントランス入り口にアルコール消毒を設置し、入館時の手指消毒を徹底しましょう。エレベータのボタンを押す前に消毒することで、一定の効果が期待できます。
続いて、共用部ではマスクの着用を義務化しましょう。外出時には概ねマスクを着用していると思いますが、住戸内ではマスクを外している方が多く、郵便受けに行く際、うっかりそのままの状態で共用部に出てしまうことがありますので、注意を促しましょう。
最後に、3蜜(密閉空間・密集場所・密接場面)の典型となる、総会・理事会・専門委員会での対策についてです。マンション内の会場が狭い場合は、外部の広い会場を借りて実施しましょう。会場入り口や窓を開放し、換気を十分に行って下さい。その上で、会場入り口での検温とアルコール消毒を徹底します。万一、検温で37.5℃以上の熱が検出された場合は、出席を見送ってもらいます。マスクの着用は当然義務化とします。
更に、理事会はZoomなどWeb会議システムによるリモート参加を、総会は後日YouTobeで動画を視聴する形式での参加をそれぞれ認め、実際の出席者を減らす努力をして下さい。
会議をZoomやYouTobeで実施するためには、多少の設備投資や準備が必要になりますが、Afterコロナにおいても、参加方法や参加機会が増えるという点でメリットがあるため、積極的に導入を検討下さい。また、リモート参加のルールを管理規約で定めておくと安心です。
感染症対策に十分配慮しながら、管理組合の活動を活性化させることで、マンションの資産価値を守っていきましょう!
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