2023年8月も下旬に入って行きます。夏休みが終わると、今年もいよいよ後半戦に入って行きます。管理組合で取り組む必要のある積み残しの案件には早めに手を付けましょう。Afterコロナの生活様式について説明致します。
Afterコロナ(コロナ収束後は生活様式が一変する)と言われてから3年が経とうとしています。これを機に新しい生活様式を取り入れた管理組合がある一方、ほとんど手を付けていない管理組合も多いと思います。コロナを機にマンションの管理が2極化しているので、その点、留意する必要があります。
コロナ対策の生活用式は、管理組合の活動に親和性が高く、新しい生活様式を積極的に取り入れたマンションと、取り入れていないマンションとでは、今後、管理組合の活動に大きな差が出ます。効果的かつ効率的にマンションの管理を行い、資産価値を維持していくためには、このタイミングで新しい生活様式を積極的に取り入れていく必要があります。
集会室に一同に会し会議をするのではなく、各住戸から会議に参加できるようにする取り組みは、新型コロナの感染拡大を防止する目的でスタートしましたが、コロナ禍でインフラ整備を整えたマンションは、コロナが過ぎ去った後も、効果的かつ効率的に管理組合を運営することができています。
・会議の開催方法を「リアル」から「リモート」へ変更する
・会議資料の配布を「紙」から「電子データ」へ変更する
集会室にリモート会議ができるインフラ(Wi-Fi、ノートパソコン、マイク、スピーカーなど)を整備するとともに、資料の電子データ(PDF)化を進めていく必要があります。リモートでの参加が難しい方もいますので、先ずは、リモート参加とリアル参加の併用からスタートし、有事の際は全員リモートで参加できる体制を構築しましょう。
管理組合の予算に「感染症対策費用」枠を確保し、積極的に進めていく必要があります。
Afterコロナの取り組みを行うことで、マンションの資産価値を守っていきましょう!
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