Afterコロナ(コロナ終息後は社会様式が一変する)・Withコロナ(暫くはコロナと共存した社会様式が必要)という言葉がありますが、マンション管理組合でも新しいスタイルを模索する必要があります。慣れ親しんだやり方を好み、新しいことの導入を拒む勢力が一定数存在するため、平時に新しいスタイルを取り入れることは難しいのが現実ですが、新型コロナを経た現在の社会情勢はこれらを変える大きなチャンスです。
多くのマンションでは、緊急事態宣言で延期されていた理事会や総会が6月以降に組まれていくことになります。再開後初めての理事会で新たなスタイルの導入を提案してみてはどうでしょうか。
・会議開催方法 会議室へ集合する方法から動画(Zoom等)を併用する方法へ切替
・資料配布方法 紙に印刷して配布する方法から電子データ(PDF)の配信へ切替
同時に、新たなスタイルを実施するためにに必要となるノートパソコン、ビデオカメラ、Wifiルーターなどを管理組合の備品として購入できるよう総会に上程する予算案に入れておく必要があります。
現在の管理規約に抵触することがないよう注意を払い、従前のスタイルを望む区分所有者にも配慮しながら、少しずつ新しいスタイルを導入し浸透させていくことが求められます。
マンションの資産価値を維持する為には、いち早く新しい方法を取り入れる動きが必要となります。
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