2023年も4月に入りました。新年度が始まりました。この3年は、コロナによって管理組合は思うような活動ができなかったと思います。Afterコロナの本格始動に合わせ管理組合を活性化させ積み残し案件を解消していきましょう。先月はマンションの資産価値に影響を与える項目をみてきました。私たちはどのようにすれば、マンションの資産価値を維持・向上させることができるのでしょうか?改めて復習していきます。
①管理会社の担当者の能力(日常のメンテナンス)
➁長期修繕計画と修繕積立金の充実(メンテナンスの実行を担保)
③大規模修繕工事の適切な実施と設計監理会社の能力(長期のメンテナンス)
このうち、もっとも高額で継続的にコストがかかるのが、管理会社への業務委託費になります。管理会社の働きはマンションの資産価値の維持向上に大きく影響を与えます。管理会社が対価に見合った働きができなかったり、管理会社の担当者の能力が対価に見合わない場合、マンションの資産価値は大幅に下落します。このような状態に陥った場合、私たちはどうすればよいのでしょうか?
最終的には、マンションの所有者の責任です。理事は区分所有者の代表者としての責任を負っています。区分所有者や理事が自分のこととして、当事者意識をもって主体的に行動しなければ、マンションの資産価値を維持することはできません。
管理会社の担当者に気持ち良く対価に見合った仕事をしてもらえるよう、最大限努力する必要があります。担当者も人間ですから、良い仕事をした時は、躊躇なく褒めましょう。時にはちょっとしたプレゼント(もちろん自腹ですが)を渡して、感謝の気持ちを伝えるのも良いでしょう。
理事が最大限努力を重ねても難し場合は、管理会社と交渉し、担当を対価に見合った仕事ができる人に代えてもらいましょう。
区分所有者、理事が「所有者」として主体的に行動することで、マンションの資産価値を守っていきましょう!
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