2020年1月26日日曜日

管理会社との情報格差

管理組合は管理会社に管理委託費を支払って日々の管理業務を委託しています。管理組合はマンション管理の素人集団であるのに対し、管理会社はマンション管理のプロ集団です。管理組合と管理会社の間いには大きな「情報格差」があります。区分所有者から集めたお金を支払っている以上、役員(理事・監事)は管理会社にきちんと仕事をさせる義務を負っています。「マンションの資産価値を維持」する上でこれは大変重要となります。

「情報格差」の内容は、主にマンション管理に対する知識と経験の格差になります。「マンション役員は素人だから手を抜いてもバレない」と管理会社に思われると舐められるので対策が必要です。役員になったら先ず「情報格差」の存在の認識することが大事です。次に「情報格差」を悪用されないようにするためにはどうすべきか考えて行動することが求められます。

管理会社に「情報格差」を悪用されないようにするためには、管理会社の仕事に「関心を持つ」こと、管理会社に仕事を「丸投げしない」ことが重要です。この2点を心掛けるだけでも管理会社に牽制をかけることができるので結果は大きく異なります。

「丸投げせず、関心を持つ」には、多少の努力(以下具体例を挙げます)が必要です。
・管理会社のフロント担当者と、電話やメールで1ヵ月に2回程度は連絡をとる
・役員会(理事会)の1週間前には議案を提出してもらい事前に一通り目を通す

「情報格差」の存在を認識し対策を取ることで「マンションの資産価値を維持」していきましょう。

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