2021年1月30日土曜日

所有者として主体的に行動する

 

2021年1月も終わりを迎えますが、新型コロナウイルスは新規感染者が少しずつ減って来ました。ここで油断することなく、引き続き感染拡大防止に力を注いで参りましょう。今月はマンションの資産価値に影響を与える項目を見て参りました。私たちはどうすれば資産価値を維持向上させることができるのでしょうか?復習していきましょう。

①管理会社担当者の能力(日常のメンテナンス)

②長期修繕計画と修繕積立金の充実(メンテナンスの実行を担保)

③大規模修繕工事の適切な実施と設計管理会社の能力(長期のメンテナンス)

このうち、最も高額かつ継続的にコストがかかるのが管理会社への業務委託費になります。管理会社の働きはマンションの資産価値を大きく左右します。管理会社が対価に見合った働きをできなかったり、管理会社担当者の能力が対価に見合わない場合、マンションの資産価値は大きく下落します。このような状態になったとき、私たちはどうすればよいのでしょうか?

最終的にはマンションの所有者である、区分所有者及び、その代表である理事の責任です。区分所有者や理事が所有者として当事者意識を持って主体的に行動しなければ、マンションの資産価値は守れません。管理会社担当者に気持ちよく対価に見合った働きをしてもらえるよう努力し、どうしても難しければ対価に見合った働きができる人に交代するよう交渉しましょう。

区分所有者、理事が所有者として主体的に行動することでマンションの資産価値を守っていきましょう!


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