2021年7月も中旬に入り、東京オリンピック(東京2020)の開幕があと1週間を切りました。新型コロナウイルスは第5波が本格化し、第4回目の緊急事態宣言が発出されております。管理組合としても引き続き感染拡大防止策を徹底していきましょう。今回は管理組合の1年間の流れについて説明致します。
3月決算のマンションでは最初の管理組合理事会が開かれたころだと思います。これから1-2ヵ月に1回の頻度(年6回~8回程度)で理事会が開催されます。マンションでは日々様々問題が生じます。前回の理事会終了後に生じた苦情(騒音・タバコ・ペット)や、劣化に伴う不具合への対応をまとめて協議して、注意喚起文の掲示や、日常修繕の実施等を決めていきます。
※管理組合の年間スケジュール
5月 定時総会で、決算・予算が承認され、役員が選任される
6月 第1回定例理事会で、前任者からの引継を受け、役職を互選で決める
8月 第2回定例理事会で、夏祭り等を企画し、区分所有者の交流を深める
10月 第3回理事会で、防災訓練などを企画し、有事や災害に備える
12月 第4回理事会で、クリスマス会など交流を深めるイベントを企画する
2月 第5回理事会で、自薦他薦で次期役員候補者を募る
4月 総会前最後の理事会で、決算案、予算案、次期役員案を決める
苦情や不具合は定期的に発生しますので、上記のようなスケジュールを組んで、理事会を定期的に開催していく必要があります。特に、竣工後10年以上経つマンションでは、劣化に伴う不具合が高い頻度で発生しますので、その点留意が必要です。また、近年では気候温暖化に伴う水害が全国的に発生しいるため、自然災害への備えや対応も重要になっております。
適切な頻度で理事会を開催し、絶えず生じる諸問題へ適切に対応することで、マンションの資産価値を守っていきましょう。
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